2014.3.14(金)  ゆうほ総会&大仏鉄道  
 コース:  近鉄奈良駅~大仏鉄道記念公園~黒髪山トンネル跡~鹿川隧道~松谷川隧道~梅見台公園(昼食)
 ~赤橋~梶ヶ谷隧道~観音寺橋台~ランプ小屋~JR加茂駅            <11km平坦コース>
      参加者 17 名 
  E 班 (4名) A 班 (4名)   B 班 (3名)  C 班 (4名)   D 班 (2名)
 酒井・井上・橋野・山岸  岡本・足立・片山・高橋 関川・馬場・水谷  上田・中西・西川・宮本  堀下・清水
 生駒駅  ⇒  近鉄奈良駅
 9:01 9:19 - 集合 9:30
大仏鉄道とは、現在のJR関西本線の全身関西鉄道(株)が「名古屋から大阪」を目指して敷設した「加茂駅」から「大仏駅」(現JR奈良駅の北約1Kの地点)間を結ぶ約8Kの支線の通称です。

明治40年8月、加茂から木津経由奈良の平坦な路線が開通したため、黒髪山を頂点とする急勾配の多い難儀な大仏線はわずか9年で廃線となり、その後の地域開発で線路跡はあらかた消滅してしまいました。 幻の鉄道と呼ばれている所以です。

加茂駅~奈良駅間に9つのトンネルと1つの路肩そして15本の橋がありましたが、100年過ぎた今も、鉄道路線跡には当時の面影(遺構)が所々に残っています。

田や畑、里山の中を歩きながら大仏線跡を辿って当時を偲んでみましょう。ーーーーーー案内文よりーーーーー

9:30 受付では酒井リーダーから立派な大判のマップを頂く。
コース説明の後、17名でスタート。
9:53

 近鉄奈良駅から舟橋商店街を通り、突き当たったところに佐保川鉄橋跡。
(写真中央)

橋脚レンガ基礎部
9:56
 鉄橋跡のすぐそばに大仏駅(記念公園)。
記念公園
10:08
 大仏駅から興福院(こんぶいん)を見て右折すると鴻池橋台の基礎部。

興福院(こんぶいん)

写真中央に3ッほどレンガが 
10:18


 鴻池競技場のある県道を歩く。

喫茶店のモンロー看板、更に進むとドリームランド跡。

モンロー 
 
ドリームランド跡
10:22

 ドリームランド跡の先には黒髪山トンネル跡。

今は跨道橋が架かり山は切り開かれているが当時はトンネルだったそうな。

この道の勾配は25/1000 あり、当時の機関車では相当の苦労で乗客も降りて汽車を押したそうな。

黒髪山トンネル跡
10:57

 トンネル跡から道を下り、

元明・元正天皇陵を通り過ぎ鹿川隧道。


トンネルの内部に板を渡して生活道にしたそうな。
その下は水路に。

 鹿川隧道
 
鹿川隧道
11:15




 県道を更に進むと左手に螺旋状の塔が見える。

木津南配水池と表札に。

塔なのに「池」とは・・・
広辞苑「池」=「地を掘って人工的に水をためた所。自然の土地のくぼみに水のたまった所」

木津南配水池
 11:20 松谷川隧道。
高さ=4m 幅=2.3m 長さ=15m で最近まで生活道・農道・農水路として利用されていたとか。
このレンガ積みが「イギリス積み」の特徴で長い面と短い面を段毎に変えて積む方法。

松谷川隧道 

トンネル内部

イギリス積み
 11:45

12:10
 梅美台公園にて昼食。

公園展望台 

昼食後 
12:32
 昼食後、古い建物があるのでこれも当時の駅舎かな?

なんて思うが全く関係のない「公民館」。

梅谷公民館
 12:48
 井関川築堤跡。

力の弱い機関車を走らすために出来るだけ上り下りの少ない線路にするため
井関川髄道の前後は築堤により結ばれていました。

井関川築堤跡
13:00
 梶ヶ谷隧道。

 梶ヶ谷隧道
 
トンネル内部
 13:05


 道路右手に「美加ノ原カンツリークラブ」。

道路の左側は強烈広大な宅地造成中! その一角に京大農学部が来るそうな。

美加ノ原カンツリークラブ
 13:14







 鹿背山アバット。

アバットってなんのこと? 

説明板を読めば
「鉄道廃線跡を歩くⅡ(宮脇俊三著JTB刊)の表紙に採用されたこの橋台は、石積みの力強さ、形のすばらしさが一目で分かります。レールを敷けば、すぐに列車が走れるようです」
とあった。

橋台のことらしい。

鹿背山(かせやま)アパット
 
 13:22
 赤橋を過ぎお地蔵さんを見て
お地蔵さん
13:31
 観音寺小橋台。
観音寺小橋台
 13:34







 観音寺隧道。

手前が昔の橋台、向こうは現在のJR線路。

「しばらく待てば電車が通るよ、どうする?」
とのことなるも小雨のため待たずに進む。

と、しばらくすると電車が走っていった。
チクショー。
 
観音寺隧道
 
電車が・・・
 14:14
 そろそろ疲れが出てくる頃か?
列の間隔が大きくなってきた。

小学校のそばで小休憩して、ゴールにちかずいて来ると機関車が展示されている。
「C57」、昭和12年生まれだそうで「貴婦人」の異名があったとか。

「C57]の展示
 14:22



 ランプ小屋。

明治30年代の鉄道の灯火類は油ランプが中心でした。
ここには油の他に前照灯・尾灯、客車の照明ランプ等が保管されていました。
防火の必要上、駅本屋から離れてレンガ造りとなっています。

ランプ小屋
 14:45 ゴール、JR加茂駅から帰途。
E班の皆さん、酒井リーダーありがとうございました。
   今回のコース、今年の2月に「浪速歩け・・・」で歩いた⇒http://www42.tok2.com/home/mannpo/140202.htm
 16:00
~17:00
 生駒駅に着いて例の味楽座で13名(U田・H下・I上・A立・N川・N西・K山・M谷・Y岸・B場・S川・H野)の反省会。
 ~
18:00
 シルバーで第2次反省会。

19:00
 立楽酒で第3次反省会。 

 19:40
 チャールストンで第4次反省会。
 20:00 帰着。 
本日の総歩行数:約 35,419 歩。
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