漫歩マンの 遊歩会活動記録
2013.2.20(水)
北生駒神話の世界を巡る
にしき会第19回ハイク
 参加者 13名 / 50名中
A班 B班 C班 D班 E班
清水 井上・橋野・水谷 馬場・上田・酒井・関川・西川 川端・片山・種井・堀下
集合場所を宝山寺のそばの運動公園とばかり思い込んでいた。
念のため案内文を見ると「あすか野センター」行きバスに乗れとある。
「生駒総合公園運動場」というのはあすか野にあるのだった。
8:21 生駒駅から「あすか野センター」行きバスに乗る。
9:10 田中さんのリードで出発。
 
落ち葉のクッション道
スタートしてしばらくは写真のように落ち葉が一杯の下り道。
とても気持ちが良い! これで寒くなければサイコー!なのだが・・・。 今日は終日寒かった!
10:00 寒さを堪えて歩いていると、道脇に石ころだらけの小山がある。
 
饒速日命(にぎはやひのみこと)墳墓
これが「饒速日命(にぎはやひのみこと)墳墓」だとのご説明。

ご説明の詳細は聞き取れていないが、饒速日命(にぎはやひのみこと)とは神武天皇が東征の折、大和の地で長髄彦(ながすねひこ)と決戦中饒速日命(にぎはやひのみこと)が殺害して神武天皇に帰順した天神の子だと。

恥ずかしながら約40年住んでいる生駒に、こんな神話の世界があるとは知らなかった~~。
10:32 山道から下りきるとなんだか見慣れた道路。
いつもオッ家内とお買い物に行くイオンへの上町辺りの道だ。
   
住宅造成のためにドンドン削られたお地蔵さんの小山、かろうじて残されているわいと見るだけはいつも見ていたが、今日初めて登ってみた。
役行者が彫られていた。

なぜここに役行者なのかは説明者から聞き取れなかった。
10:41 役行者の小山から池を挟んで裏手に廻ると、「長髄彦(ながすねひこ)本拠」との石碑。
 
「長髄彦本拠」との石碑
長髄彦は神武天皇と決戦中、天皇の矢弭(やはず)に止まった金色の(とび)の光輝によって軍団は目が眩み戦力を失ったという。

11:14
長髄彦(ながすねひこ)本拠から富雄川沿いに昼食場所の「はばたき」へ向かう。
その道際に「鵄山(とび)従是東二丁」との石碑。
 
「鵄山従是東二丁」
この「(とび)」が上述の天皇の矢弭に止まった鵄のことだろう。神話の世界が未だに地名に残されている。
12:00 「はばたき」で昼食。
強烈な寒さを堪えて歩いてきた。ようやく屋内で休憩が出来ると思ったら、「館内での昼食はお断り!」だって。
 
広々した館内なのに・・・
やむなく、窓の外側でメシを食う。 例によって皆さんからおやつを頂戴し、コーヒーも頂く。
12:45
 午後は長弓寺の前を通り、
 
長弓寺への参道
12:57  「神武天皇聖跡鵄邑(とびむら)顕彰碑」着。
 
顕彰碑正面
 
顕彰碑裏面
 
顕彰碑側面
 碑文は、(裏面)「神武天皇戌午年十二月皇軍ヲ率イテ長髄彦ノ軍ヲ御討伐アラセラリタリ時に金鵄ノ瑞ヲ得サシ給ヒシ二因リ時人其ノ邑ヲ鵄邑ト稱セリ聖蹟ハ此ノ地方ナルベシ」

 (側面) 「昭和十五年十一月 紀元二千六百年奉祝会」とあった。

全体としてはここで解散。
我々13名は近鉄富雄駅まで歩き、生駒駅までバック。
14:00

15:00

生駒駅「鶏太郎」で反省会。
15:30 帰着。 今日は生駒市の神代の時代を勉強させて頂きありがとうございました。
        しかし、寒かったですなあ~~。

本日のドアtoドアの総歩行数:約 21,444歩。
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