漫歩マンの 遊歩会活動記録
2012.7.24〜26
北アルプスの花とパノラマハイキング
 
 オプション行事 参加者 15名
A班 B班 C班 D班 E班
山岸・海老沢・清水 足立・井上・水谷 上田・酒井・関川・西川・馬場 岡本・ 片山・種井・堀下
第1日目(7月24日)・・・白馬五竜高山植物園
7:30
南都銀行生駒支店前に集合してすぐにスタート。メンバーは15名だ。
途中黒丸・虎渓山SAで休憩、駒ケ岳SAで昼食。
14:57
 白馬五竜とおみ駅からゴンドラに乗る。
 
ゴンドラとおみ駅
15:08

16:20
アルプス平駅、白馬五竜高山植物園を散策。
歩き始めるともうお花いっぱいの世界!

ヒマラヤの青いケシ 

アサマフウロ

シモツケソウ畑
・シモツケソウはシモツケという木がありその花と似ていて、また下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)に多く生えていたからこの名が付いた。

地蔵の頭へ向けて緩やかな登り道をお花を愛でながら歩く。

?1 

アオノツガザクラ

コマクサ
・コマクサという名の由来は花が馬の顔に似ているからだとか。

いろんな花があり、カンニングペーパーと照らし合わせながら花の名を知らべるも、他の人に尋ねるもなかなか分からない、難しい。
下の花の写真で名前を知っている方は是非教えてください。

ニッコウキスゲ

白いシモツケソウ

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オオバギボウシ

赤いシモツケソウ

コオニユリ

?3

ナデシコ?

プリムラ・ビアリー(ヒマラヤのサクラソウ)

 30分ほども歩くと地蔵ケルンに着く。

地蔵ケルンからは周遊しながらバックする。

地蔵ケルン (1675m)
 



?4

?5 にタテハチョウ

?6

17:15
植物園の散策を終えると、またゴンドラで下りそしてバスで40分ほどでホテルに到着。名は白馬アルプスホテル。

白馬アルプスホテル 

ロビーにカモシカ

ホテル横のスキーゲレンデ
ホテルに着くなりお風呂に飛び込む。 温泉で気持ちがいい。
18:00







 「ホテルだから夕食はフランス料理だぞ」と冗談で言っていたら、本当にフランス料理だった。

浴衣がけで食堂へ行ったら、「浴衣はお断り」と着替えさせられた。

ワインでカンパイのあと、暫くしたらなんだか体の調子がおかしい。

食後皆さんは二次会を9時過ぎまで賑やかにやっていたようだが、安全を期して欠席した。

 
本日のドアtoドアの総歩行数:13,588歩。
第2日目(7月25日)・・・栂池自然園から塩の道・牛方宿
4:45



6:00
 目覚める。 

ホテルの周りを散歩する。

日の出を撮ろうとカメラを構えるも雲が邪魔する。
 
 
北アルプスの夜明け
 
ホテルの前にツバメの赤ちゃんが落ちていた

ホテルの裏側にはパターゴルフ場(?)、そこで空の散歩のための飛行船、そしてそのはるか向こうには五竜岳がうっすらと見えた。

五竜岳の名前の由来は古くは「後立山」と呼ばれていたが、戦国時代この山に現れる雪形が武田信玄の武田家の家紋「武田菱」に似ており武田家の御領地の意を込めて「御領岳」と呼ばれるようになり、転じて「五竜岳」となったと。
 パターゴルフ場
飛行船

五竜岳 



 9:00



 朝食後、バスで30分ほど移動して、栂池高原駅よりゴンドラリフト「イブ」で栂池の森駅、ロープウェイで 栂池自然園駅へ。

自然園駅からウオーク開始。

ウオーク開始

ビジターセンター内に ツキノワグマ

集合写真

歩き始めるとここは昨日の白馬五竜高山植物園よりもまだもっと規模が大きい。
ミズバショウ湿原〜風穴〜ワタスゲ湿原を歩く。

ワタスゲ

ゴゼンタチバナ
ミヤマキンポウゲ 

さすが、1800m以上級の高度を歩くと涼しい。
風穴からは更に涼しい風が体も心も癒してくれる。 真夏でも8℃以下の冷気の天然クーラーだ。

1870mの地点の風穴

ベニバナイチゴ

ミズバショウ

キヌガサソウ

ミツバオウレン

カラマツソウ

10:00 1時間歩いて休憩が欲しいなあと思ったところでちょうど「楠川」。

楠川で休憩 
 
楠川の流れ

オオヒョウタンボク 

ツマトリソウ

オオバミゾホオズキ

楠川から「浮島湿原」を歩く。

湿原は木道を

アカモノ

雪渓の上で 

雲で白馬が見えない

ギンレイソウ
 
どこかで誰かが「白馬のことを“ハクバ”と“シロウマ”とどう違うんだ?」の問いに「♯や〜まは シロウマ ふもとは ハ〜ク〜バ〜」と唄って答えたらバカ受け。
 
この山の雪形が代掻き馬で「シロウマダケ」と呼ばれていた山に「白馬」を当ててしまったことから「白馬岳」になった。
そんなことから山の名前は「シロウマダケ」、村や駅の名前は「ハクバ」となったと。
12:00
湿原の見晴らしのいい展望台でホテルで作ってもらった握り飯で昼食。
大勢の客でひしめき合う。

13:00

昼食後は周遊道を廻りながらバックする。

楠川のトイレは大勢が並んでいる。
そんなときに限ってお腹の調子がおかしくなってきた。 並んで待つという気分になれないので「先に行かせてくれ」と頼んでビジターセンターまで走る。

自然園駅でみんなと合流してロープウェイ・ゴンドラで栂池公園駅まで下り、バスで千国(ちくに)街道入り口まで移動。

14:30
 千国街道とは日本海糸魚川から松本までの約130Kmを結ぶ、塩の道だったそうな。 昔の人はここを二泊三日で塩を運んだという。

千国街道入り口 
 
入り口すぐに前山百体観音

15:15 塩倉・牛方宿。

塩による腐食を防ぐためクギは一切使っていないと。

牛馬と牛方が同じ宿で泊まるので牛方宿という。

一階入り口土間は牛の部屋、牛方さんはその二階に泊まる。

塩倉 
 
牛方宿 
 
箱まくら(子供の頃見たことある)
 


長野市在住の柳沢京子さんの作品

牛方宿 室内

 室内雛飾り
 石畳の塩の道を進む。

戦国時代、上杉謙信が仇敵武田信玄に塩を送った「義塩」の故事はこの道に由来するという。
 
道脇にはきれいな小川が流れている。牛馬の水飲み場だ。

塩の道を馬でなく牛にしたのは、重い荷物を積んで険しく狭い山道を上り下りするには、脚が短く粗食に耐え従順な牛のほうが適していた。
 

弘法の水 

牛つなぎ石(穴が開いている)

16:09



16:35
 千国番所資料館。
千国宿のほぼ中央にあり千国街道の取り締まりに当り、また運上金の取立てが大きな仕事であったという。

千国番所

役人

牛は2俵、人は1俵担ぐ(1俵は約47kg)

江戸時代のお雛さん

明治大正時代のお雛さん

お茶の間

16:45

21:40
 白馬アルプスホテル着。

今宵はフランス料理じゃなくバイキング。 食後12名の方はホタル見学、その後反省会。
本日のドアtoドアの総歩行数:31,324歩。
第3日目(7月26日)・・・うさぎ平〜八方尾根自然研究路
4:00




 起床。

夜明けの写真を撮りたくてホテルの裏で1時間。

朝食はバイキング。

4:53 
 
5:18
 8:00  白馬アルプスホテルをバスで出発。
9:30 ゴンドラ「アダム」 うさぎ平〜リフト乗り継いで八方尾根自然研究路を歩く。

昔、長野支社勤務をしていたとき、冬季スキーシーズンには毎土日スキーに通った。
ここうさぎ平にもアダム・イブの1日券を買って、「元を取らにゃあ・・・」とピョンピョン平〜黒菱と滑りまくった。

数年前には唐松岳から縦走で逆に下ってきたのを思い出す。 あの時はテント担いで2泊3日だった。

今、歩くといえば楽そうだが、なかなかどうして岩だらけのガレ場の登り道でかなりシンドイ!
10:02
 八方尾根自然研究路第1ケルン。

第1ケルン 
 
山がきれい
10:25

10:45
 第2((やすむ))ケルンから第3ケルン(2080m)。

八方池にてコーヒータイム。
 

第2(息)ケルン 
 

第3ケルンにて

八方池 

八方池 
11:08

12:22
 八方池から帰り道。
お花を見ながら、白馬鑓ヶ岳を眺めながら木道を下る。
 

クガイソウ

木道

白馬鑓ヶ岳
うさぎ平テラスでビール&カレーの昼食。
13:10 八方駅で山岸氏とお別れして、安曇野スイス村でお土産買い物のあと一路帰途に。

帰りのバスでは皆さんからの差し入れのアルコールでカンパーイ。
 21:10 自宅着。 3日間全日いいお天気で、ありがとうございました。
本日のドアtoドアの総歩行数:24,237歩。
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