漫歩マンの 遊歩会活動記録
2010.10.20(水)〜22(金) 黒部・立山アルペン旅行
 標高2,450mの雲の上の世界、真っ赤に染まる太陽と光に染まる雲の色合いがつくり出す素晴らしい色彩、 樹齢1,000年を超える立山杉やブナの巨木がそびえたつ原生林、みくりが池のその澄んだ湖面に美しく描き出す立山の姿など・・ 立山黒部アルペンルートの魅力を求めていざ、遊歩会15名でのオプション旅行。
参加者:  15名
A班(3名) B班(4名) C班(3名) D班(3名) E班(2名)
上田・足立・海老沢・山岸・吉野 西川・川端・清水・種井・橋野 岡本・井上・関川・長岡宮本 小宮山・高谷中西・堀下・馬場 片山・岩富酒井高橋・水谷
第1日目(2010.10.20)
南都銀行生駒支店
6:45

バス
尼御前岬
10:20

バス
有磯海SA
12:00〜12:30

バス
宇奈月
13:32

トロッコ
欅平(散策)
14:54〜16:01

トロッコ
黒薙温泉
16:52
6:45 時間ぎりぎりに南都銀行生駒支店前に到着したら、皆はすでに待っててくれた。奈良観光バスで即スタート。
今年開通した第2京阪奈を通り、名神〜北陸道で尼御前岬で休憩。

【尼御前岬】義経主従の中に尼御前という名の尼がいた。尼御前は安宅の関の厳しさ、これから先の旅路を女であるがゆえ足手まといになると憂い、主君義経の無事を祈願しこの岬から身を投げたという。



尼御前岬のあと有磯海SAで昼食、一路宇奈月へ・・・。

尼御前岬
13:00 バスが宇奈月に到着すると、なんと!観光客の多いのことよ!

観光バスも多いし、単独の登山客もいた。
大きなザックを担いでいる人を捕まえて 「何キロですか?」 と尋ねたら 「17〜18キロです。3泊4日で歩いてきました」 との答え。
こんな山男が何人かいた。

13:32

14:54
宇奈月駅からトロッコに乗る。

このトロッコ、なんと13輌編成ととっても長い。 途中の鐘釣駅で殆どのお客は下車してしまった。残るは我々遊歩会の団体さんだけ。
1時間以上かけてトロッコで周囲の景色を堪能する。 

宇奈月駅

トロッコに乗る

お猿様専用の橋

トロッコ

黒薙温泉はここから

欅平駅
14:54

15:50
欅平駅に着く。 ここでおよそ1時間の散策タイムを猿飛の川べりまで下る。

欅平から猿飛へ

猿飛にて
猿飛まで下り記念撮影の後、また来た道を戻る。 わずかな距離とはいえシンドイ人はしんどい。
16:01

16:52
再度トロッコに乗り、欅平から黒薙までバック。

今年の夏がいつまでも暑かったからか、期待した紅葉はイマイチ。
17:10 今宵のお宿、黒薙温泉に到着。

お宿

宿から80mのすばらしい露天風呂
夕食の前に露天風呂に入る。 普通は男女混浴だそうだが多人数のときは男女別に時間設定しているとの事。
ここが黒部の源泉で宇奈月温泉のお湯はここからパイプで送っているとのこと。

夕食は山小屋とは思えぬ豪華さだったよ。 特に気に入ったのは岩魚の塩焼き。うまかった〜〜。
初日のDor To Dor の歩行数=13,260歩。
第2日目(2010.10.21)
黒薙温泉
10:13

トロッコ
宇奈月
10:40

バス
立山アルペン村(昼食)
11:40〜12:45

バス
称名滝
13:15〜14:10

バス

室堂
14:30

散策
みくりが池ホテル
16:00
6:15 起床。 小雨が降っている。
9:20
宿の黒薙温泉をスタート。

お宿からトロッコ駅まで登り坂

道端にはダイモンジソウ
10:13

10:38
黒薙温泉駅からまたトロッコに乗る。
このトロッコ線、宇奈月から欅平までの登りを「下り」といい、欅平から宇奈月までの下りを「上り」という???

宇奈月行きの「上り列車」
10:45

13:15
宇奈月駅から待ってくれていた奈良観光バスに乗り、北陸道を走りアルペン村で昼食、称名滝駐車場経由まで。
13:15

14:10
駐車場から1.3Km歩いて称名滝。 霧の小粒が降っている。

誰の行いが悪いのか残念ながら、小雨のため落差350mという滝、下の方だけしか見えない。

称名滝
14:30 バスで室堂着、地獄谷散策。

立山(2450m)

みくりが池温泉ホテル

ミクリガ池

15:50 みくりが池温泉ホテル着。
ここの温泉も少し熱目なるも素敵な温泉!

夜中にオシッコに起きて、帰りに自分の部屋番号を忘れたのはまずかった。 「ボケ」がかなり進行している。
18:00
夕食そして、お部屋で反省会。

みなさん、大いに盛り上がりましたね。
2日目のDor To Dor の歩行数=14,509歩。
第3日目(2010.10.22)
室堂
7:45

トロリーバス
大観峰
8:10

ロープウエイ
黒部平
8:17〜9:10

トロリーバス
扇沢
9:30

くろよん見学

バス
高瀬川テプコ館
12:00〜1300

専用バス
新高瀬川発電所
バス帰途
5:00 起床。
6:00 朝食。 バイキング。

みくりが池に逆さ雄山
朝食後ホテルの周りを散歩する。 みくりが池(周囲412m)に雄山(3003m)の雄姿がきれいに逆さに写っている。

7:45 室堂からトロリーバスに乗車、10分間。立山の頂上の真下を横切るトンネルの中を走り大観峰に至る。
8:10

9:10
大観峰(2316m)からロープウエイで黒部平(1828m)まで標高差488mを7分間でゆっくり下る。 立山のこちら側は紅葉が美しい。

大観峰からロープウエイで(右方は黒部ダム)

黒部平(1828m)

黒部平散策

ナナカマド
9:10 黒部平から黒部湖駅まで5分間ケーブルに乗る。
9:15

10:35
黒部ダム(標高1454m)で散策。

我々の年代人は「くろよん」と言ってたが、今では何故か「黒部ダム」。
「放水期間」は6月26日から10月15日までで、残念ながら豪快な放水が見られなかった。

【黒部ダム】 日本を代表するダムの1つであり、富山県東部の黒部川上流に建設されたアーチ式コンクリートダム。
発電に利用する水を確保することを主目的として関西電力によって建設された。ダムの高さ(堤高)は186mで日本一を誇り、現在でも破られていない。
総貯水容量は約2億tで北陸地方屈指の人造湖黒部湖を形成する。
作業員延べ人数は1,000万人を超え、工事期間中の転落やトラック・トロッコなどによる交通事故等による殉職者は171人にも及び、いかにダム建設工事が苦難を極めたのかがうかがえる。


黒部湖

黒部ダム
10:35

10:51
16分間黒部ダムから扇沢(標高1433m)までトロリーバス。
12:00

15:00
高瀬川テプコ館から東京電力の見学者専用バスで高瀬ダムを見学し、新高瀬川地下発電所を見学し、高瀬川テプコ館まで戻ってくれる。

高瀬ダム

揚水式発電の説明

ロックフィル

テプコ館
【揚水式発電】 電気の使用量は1日のうちで大きな変動があり、夜になると昼間の半分以下になります。深夜に、火力や原子力発電所の電気を利用し、下のダムから上のダムへ汲み上げます。こうして貯めた水を昼間の電気がたくさん使われる時に発電に使う方式を揚水発電と言います。

【ロックフィルダム】 ダムの型式の一つで、岩石や土砂を積み上げて建設する型式のダムである。
内部は中心部を粘土・その両脇を砂や砂利・外郭部を岩石で覆う三層五重に分かれた構造をもつ。 アスワンハイダムが有名。

15:07
お勉強が終わった後はバスで帰るのみ。

皆さん、終わった〜〜との開放感からかビールに焼酎・ワイン、飲むこと飲むこと、騒ぐこと騒ぐこと。

今般の旅行に関しまして、特にコース設定にお世話いただいた片山さま、交通関係の諸手配や飲食費の精算までお世話いただいた岡本さま、そのほかいろんな場で賑やかに騒いで楽しませて頂いた方々、ありがとうございました。 

次回は九州大分・熊本方面との事、よろしく・・・。
22:20 自宅着。 
3日目のDor To Dor の歩行数=13,080歩。
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