漫歩マンの寿大学活動記録
2007.6.13(水)   宇治回遊コース 約10Km
平成19年度3年生第3回目のハイキング。
9:00 近鉄大久保駅に集合する。
4年生19名、3年生23名。
9:20発のバスに乗る予定だったが大人数のためJRに乗ろうとのことで、JR新田駅に移動する。
9:32 JR新田駅発。
駅では電車の来るのを待っている時間に会長の川端氏が三室戸寺の入園料400円を集めてくれる。
9:40 JR宇治駅からウオーク スタート。

豊かな水の宇治川
宇治川が滔滔と豊かな水を流している。
川に豊かな水が流れていると何となく気持ちが落ち着く。

宇治橋のたもとには紫式部像がある。
10:15 宇治橋を渡り、住宅地の道を通っていくとすぐに三室戸寺に着く。
平日なのに観光客はかなりの数だ。

 当山は西国観音霊場十番の札所で、本山修験宗の別格本山であります。 5千坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭からなり、五月のツツジ(2万株)・六月のアジサイ(1万株)・七月のハス・秋の紅葉など四季を通じて美しい花模様を楽しんでいただけます。

 約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩瀬より出現された千手観世音菩薩を御本尊として創建されました。 開創以来、天皇・貴族の崇敬を集め、堂塔伽藍が整い、霊像の霊験を求める庶民の参詣で賑わうこととなりました。宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されております。現在の本堂は約180年前(文化2年)に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その背後には室町時代の18神社社殿、東には鐘楼・三重塔があります。


三室戸寺入り口

アジサイ園

三室戸寺庭

三重塔
三室戸寺では入園料400円に見合うよう、小1時間掛けてゆっくりと庭園を散策する。
11:30 三室戸寺から25分で宇治上神社に着く。
本殿は平安時代の築とのことで「国宝」とあった。
祭神には仁徳・応神天皇、菟道稚郎子(ウジノワキイラツコ)が祀られている。

宇治上神社

宇治上神社
11:50

12:45
宇治上神社から仏徳山に向け登っていくと見晴台があり、ここで1時間ほどの昼食休憩。

昼食後、宮本氏が前々から計画していたのだろう「8月30日の誕生日を期して禁煙する!!」と宣言する。
すでに、今は食後の一服、1日3本にしているそうだ。
この宣言を酒井・井上・長岡・清水がはっきり聞いた。
この禁煙宣言が守れなかったら「反省会の費用は宮本氏の丸抱えやで・・・。」と冗談か本気か約束する。
12:45 仏徳山(大吉山)131.8m。

山頂手前の展望台

山頂3等3角点(131.8m)
山頂には「なんにもないぜ」というほど何にもない。
見晴らしも悪い。

午後はこの仏徳山を後にすると東海自然歩道をドンドン下る。
木陰道で気持ちがいい。
13:15

120年の栗の木
東海自然歩道を興聖寺に向かって歩いていくと途中、樹齢120歳という栗の木が民家の庭に見える。
「宇治の名木100選」と看板があった。
栗の木には新芽が盛んで独特のにおいがあった。
13:30 天ヶ瀬吊橋。

天ヶ瀬ダム

天ヶ瀬吊橋
13:50 興聖寺の琴坂をくぐって興聖寺。
興聖寺は、中国から帰国した道元禅師(34歳の時)が天福元年(1233)、伏見・深草に創建した興聖宝林禅寺(現在の欣浄寺)が始まり。その後、禅師が越前(福井)の永平寺に移られ衰退、その後も応仁の乱の兵火で焼失した。寛永10年(1633)、下総の永井尚政(ひさまさ)が淀城主となり領内視察のおり、廃絶した道元禅師開祖の興聖寺を惜しみ両親の菩提寺として慶安元年(1648)諸堂を建立。寺地は宇治七名園の一つの朝日茶園で、中興開山は万安英種(ばんあんえいしゅ)。今日では曹洞宗の修行道場ともなっている。本尊は釈迦如来。

琴坂

興聖寺

興聖寺三面大黒尊天
14:05

興聖寺まえにて
興聖寺の参拝、見学を終えて記念撮影。
14:20 興聖寺から宇治川沿いを歩き、宇治神社。
ここまで気持ちのいい散策道なのに車が行き来する。

宇治神社

宇治十帳モニュメント
14:30 宇治神社から朝霧橋を渡り、中ノ島で4年生の中尾氏の挨拶でカイサーン。
16:10

17:10
JR宇治駅からJR新田駅経由近鉄生駒着。

味楽座にて例によっての反省会。
メンバーは水谷・山岸・片山・中西・吉野・橋野・川端・種井・堀下・清水・井上・西川・高谷の13名。
お疲れさんでした。
本日のドアtoドアの総歩行数:32,497歩、約21Km。
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